水道橋博士 40代になって、子供が生まれて。でも「芸人であることはブレない」
Q9.20代、30代、40代……。“芸人”水道橋博士に変化はありましたか?
■明日死んでもいいと思っていた20代から、子供が生まれて…
20代の頃って、「明日死んでもいい!」って思って毎日生きてたんです。今が楽しいから明日死んでもいい……そりゃあ、楽しいですよ。浅草フランス座の修業時代だって、自分が「売れる」と思ってやっていないから、もう修学旅行の延長なんです。
若いヤツが十何人一緒に暮らしてるわけですから。仕事のプレッシャーも無いんですよ。常にウケなきゃいけないなんて思ってないですから。決して、経済的には恵まれた生活はできなかったけど、とにかく楽しかったですよ。
充実しているっていう意味では40代でしょうね。それは子どもができたから。子どもとの相対で芸能活動をしていくというのは、倫理観の縛りも出てきますからね。ものすごく変わりましたよ。
特に娘を持つのは、人として倫理観を凄く意識するようになりました。まあ、今でも「水道橋博士のムラっとびんびんテレビ」って下ネタに振り切った番組もやってはいるんだけど、それは娘が絶対に見ない前提でやってますから(笑)。
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