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【衝撃】「便秘」になると年収122万円ダウン!?健康と財布を痛めないために知っておきたい新常識

▲サラリーマンも他人事ではない

8月6日、日本ケロッグ合同会社が開催したプレスセミナーで、各識者が“便秘と腸活の新常識”を解説。衝撃の事実が明らかになった。


■便秘で年間約122万円もの経済損失が

 まず、便秘の経済的悪影響について明らかにしたのは鳥居内科クリニック院長の鳥居明氏。鳥居氏によれば、慢性便秘症患者は健康な人と比べて欠勤率が2.3倍、生産性の低下が1.7倍にも達し、これが年間約122万円もの経済損失につながるという。さらに、便秘はQOL(生活の質)全般を低下させ、精神的なストレスも増大させる。つまり、便秘は単なる体の不調ではなく、仕事や生活全体に影響を及ぼす深刻な問題なのだ。

 鳥居氏は、便秘改善の簡単な方法として、お腹を手で押しながら「の」の字を描くようにマッサージする技を紹介した。

 続いて登壇した大妻女子大学家政学部の青江誠一郎教授は、便秘解消の切り札となる「発酵性食物繊維」の重要性を詳しく解説。

 発酵性食物繊維の辞書的な定義は「腸内の有用菌により発酵を受ける食物繊維で、発酵産物である短鎖脂肪酸が宿主に有益な作用をもたらすもの」というもの。発酵性食物繊維をとることでさまざまな健康効果が期待でき、腸疾患の炎症を軽減、結腸がんの予防効果があるほか、満腹感を促進し肥満を予防する効果があるという。

 発酵性食物繊維が多い食品としては、和食でおなじみのごぼうやそばのほか、最も効率的に摂取できるのは小麦ブランシリアルとのことだ。

 京都府立医科大学大学院生体免疫栄養学講座の内藤裕二教授は、「アスリートの運動パフォーマンスと腸内環境」という視点から解説した。内藤教授によれば、食物繊維が不足することで、せっかく摂取したタンパク質が筋肉に変わりにくくなってしまうという。さらに「腸は全身の司令塔。将来の健康維持のために腸活を」と広く訴えた。

■「オールブラン」なら発酵性食物繊維豊富

 セミナーの締めくくりに、日本ケロッグ合同会社は発酵性食物繊維を豊富に含む「オールブラン」製品をPR。オールブランは、先の発酵性食物繊維が多く含まれているという小麦ブランシリアルだ。

 オールブランは薄味で、これ単独で食べるとやや味気ないが、ケロッグはこの度「ちょい足し」を提案。ヨーグルトに合わせるという定番メニューのほか、冷奴やスープ、サンドイッチへのちょい足しという変化球も紹介された。

取材・文:BEST T!MES編集部

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