どうなる「24時間テレビ」!? 日テレ「行列のできる相談所」来年3月で終了
日本テレビの人気長寿番組「行列のできる相談所」(日曜後9・00)が、2025年3月で終了することが明らかになった。
同番組は2002年4月に「行列のできる法律相談所」としてレギュラー放送を始めた。
初代の司会は島田紳助さん(68)で、法律問題を弁護士が明解に答えて人気番組となり大阪府知事や大阪市長になった橋下徹さん(55)や元参院議員の丸山和也さん(68)といった政界へ転身した弁護士も輩出した。
さらに、本村健太郎さん(57)や住田裕子さん(73)ら個性的な弁護士も出演してお茶の間との距離を近づけることに貢献した。
しかし、『マンネリの壁』は突破できず2021年秋からはタイトルから「法律」が消え、単なる「行列のできる相談所」に変更されてしまった。
当然、番組内容も法律相談よりも出演タレントのトークが展開されるようになり、視聴率が低下。
過去には日本テレビ恒例の「24時間テレビ」のマラソンランナーが走り終えた後にスタジオに生出演したり、「24時間テレビ」の放送枠内にゴール出来なかった走者のゴールの模様を生放送で伝え、視聴率を稼いだこともあったが…。
だが最近では同時間帯でTBS日曜劇場が好調のほか、テレビ朝日では有働由美子アナ(55)がメーンキャスターの報道番組「有働Times」がスタート。テコ入れが急務となっていた。
文:BEST T!MES編集部