あぁ情けない企業だ! 吉沢亮出演の「アサヒビール」に続き「花王」もCM削除。横並びすればいいってもんじゃない!
花王株式会社は9日、公式サイトに掲載していた俳優・吉沢亮(30)のテレビCM動画(洗口液「ピュオーラ」)を削除した。
「アサヒビール」に続き2社目。
吉沢は昨年12月30日午前10時半ごろ、東京都港区にある自宅マンションの隣室に酒によって無断で侵入した疑いがもたれている。
任意の調べに対し、「前夜から飲んで、記憶が飛んでしまった。トイレをしたくて勝手に入ったのだと思う」などと話し、被害者に謝罪、すでにマンションからは退去している。
「責任のある飲酒」を推進しているアサヒビールが企業倫理上、吉沢が出演するCMを取りやめ、今後起用しないという判断は理解できる(実は、それもまあどうかとは思うが・・・)。
しかし、何故、「花王」も追随するのか? 何をビビっているのか? 誰に忖度し、何に萎縮しているのか? 吉沢を起用することで広報部にくるクレームを怖がっているのか? 泥酔騒動を起こした吉沢を起用し続けると花王の企業イメージが悪くなると思っているからか? むしろ、「花王」は弱腰企業としてイメージが悪くなるんじゃないか? 「花王」の了見の狭さを露呈させてしまったんじゃないか?
こうした企業の弱腰の態度が、社会をつまらなくしている。誰もが失敗が許されないと思ってしまうような、生きづらい世の中にしている。そのことを「花王」はじめ企業は理解したほうがいい。
当然、2月14日に公開される吉沢の主演映画『ババンババンバンバンパイア』についてはPR展開が難しい状況になっているという。これを底なし沼の社会的制裁というのだよ。恐ろしい世の中ではないか・・・。
文:BEST T!MES編集部