フジテレビ、港浩一社長&嘉納会長、辞任! 忖度はびこるハリボテ組織に未来はあるのか!?
元タレント中居正広さん(52)の女性トラブルを巡る一連の対応が批判されているフジテレビは27日、港浩一社長、嘉納修治会長の辞任を発表した。
新社長は清水賢治専務がつとめる。
『出直し会見』は昨年末に一部週刊誌で中居さんと女性の間にトラブルがあったことが報告。
1月9日に中居さんは女性との間にトラブルが生じたのは事実であること、双方の代理人を通じて示談が成立していることを文書を通して伝え、「示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました」と報告したが…。
中居さんの冠番組の放送終了やレギュラー番組からの降板が相次ぎ、中居さんは1月23日をもって芸能界から引退した。
この中居さんと女性のトラブルにフジテレビの幹部社員が関与していたと報じられたことで、1月17日にフジテレビは一部のメディアに限定してテレビカメラを入れない形で会見を実施。
その後、フジテレビからスポンサーの撤退が止まらず、本日27日に“出直し会見”を行うこととなった。
港社長は2023年8月に、当時編成制作担当の大多亮専務(66)からトラブルの報告を受け、その時の心境を「怒りは感じました。細かいことは分かっていませんでしたけど、怒りは感じていました」。
誰に対する怒りかとの質問に対して「中居氏にも怒りがあるととってもらって結構です」と語った。
この会見でわざわざ中居に対する怒りを表明すること自体、どこまで他人事かと思われても仕方ない発言。そもそもが、組織におけるあらゆる場面で起きていた有力者に対する忖度。一度腐ったハリボテ組織は人を変えてもその構造はそう簡単に変わることはできない。
フジサンケイグループ代表兼フジテレビジョン取締役相談役兼フジ・メディア・ホールディングス取締役相談役の日枝久氏は今も君臨したままだ。今年開催される株主総会は大混乱を極めることは必至か!?
文:BEST T!MES編集部