開府890年「千葉」の由来を探る(前編) 千葉の由来となった3つの伝説とは?
千葉を辿ると日本の歴史が見えてくる『千葉 地名の由来を歩く』千葉の由来編①
草木の葉の繁茂する様による
『古事記』の中で、応神天皇が、宇治の山に登って、
千葉の 葛野を見れば 百千足(ももちだ)る 家や庭にはも見ゆ 国のほも見ゆ(千葉の葛野を見れば、たくさんの村里も見えるし、秀でた国も見えることよ)
と詠ったという歌が残されている。ここに出てくる「千葉の」は「多くの葉の茂る葛(つる草)」という意味で、実は「葛野」にかかる枕詞となっています。
『千葉 地名の由来を歩く』より
明日は後編、いよいよ千葉の地名の本当の由来を探ります。