【大相撲】行司の木村勘九郎、部下に暴力行為か 春場所出場停止に
日本相撲協会は30日、十両行司の木村勘九郎(山響)を後輩の行司に対する暴力行為により出場停止1場所(春場所)と報酬減額の処分を行ったことを発表した。
勘九郎は昨年11月の九州場所(福岡国際センター)の行司部屋で初日から5日目の間に計5~6回、右手の指で後輩行司の左上腕部をつねる暴行を加え、同上腕部の裏側に皮下出血によるあざを負わせた。
その後、被害者の後輩行司は監督行司を通じて山響親方、コンプライアンス部長らに暴行の発生を報告。
勘九郎は後輩行司に謝罪し、九州場所8日目から途中休場となった。この日行われた理事会では、勘九郎を出場停止1場所(3月の春場所)と報酬減額の処分とすることを決定。
処分内容を八角理事長(元横綱北勝海)が本人に通知した。
文:BEST T!MES編集部