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志田音々が“ワケあり女子”役に挑戦「想像して演じるのが楽しい」

志田音々さんインタビュー #後編

▲志田音々さん

2025年2月21日から24日に、CBGKシブゲキ!!で上演される朗読劇『放課後に星はみえるか』。志田音々さんは、24日12時半・16時半の2公演で、物語のキーパーソン「太刀川陽愛」を演じる。14日に発売される写真集についてのインタビュー前編に引き続き、後編では、志田さん初となる朗読劇出演への意気込みをうかがった。


■芝居では自分をなくしたい

——今回の役柄について教えてください。

志田 元気いっぱいでクラスの人気者の女の子なんですけど、ある日教室から飛び降りちゃうんです。その真相はいかに……というお話ですね。明るいけど、何かを秘めている“ワケあり女子”です。

——演技の仕事は、グラビアとは気持ちが違いますか?

志田 全然違いますね。グラビアは自然体な私のままをお見せしていますが、お芝居は私自身じゃないので、“志田音々”をいかになくすか。普段何も考えてない私が、一生懸命考えるのがお芝居ですね。考えることが楽しいなと思う瞬間です。

——これまでの大きな女優活動の一つが、『仮面ライダーギーツ』で演じた“桜井沙羅”役でした。

志田 沙羅ちゃんは実際の私と同じ「お姉ちゃん」役で、元気なんだけど、両親がいなかったり、暗い過去も秘めている子でした。外見は明るくて元気で、志田音々とあんまり変わらない女の子だけど、ところどころの表情で内面を見せたり。どんな気持ちなんだろう?って考えて演じました。

自分が経験していないことを想像して、自分の経験から似ている感情を引っ張り出してきて……っていうのが楽しいです。私にもね……人間、生きていたら何かしらありますからね(笑)。

——舞台にも何度か出演されていますが、朗読劇は今回が初めてですね。

志田 これから稽古が始まるので(※取材は1月下旬)、どんな感じなんだろうって楽しみです。でも、家で妹のオーディション練習の相手をしている時に近いかも。妹の志田こはくも女優なんです。オーディションなので妹はセリフを覚えていて、私は紙を持ちながら。その時もちゃんと演じるので、その感覚と似ているのかな。

■持ち味は「前向き・ポジティブ・元気」

——音々さん、こはくさんそれぞれの演技の持ち味は?

志田 妹のお芝居は、顔芸がすごいんですよ。「そんな顔できるの!?」っていう表情をします(笑)。私の演技は、自分じゃわからないですけど……隠しきれない“陽”みたいなのは持ち味なのかな。

家族、友達、仕事でも、前向き・ポジティブ・元気っていう言葉をよくいただけるんです。自分でも好きなところですけど、役によっては頑張って抑えることもありますね。今回の役は明るい子なので、演じやすいかもしれないです。

——最後に、『放課後に星はみえるか』への意気込みをお願いします。

志田 初めての朗読劇ですし、高校生役で青春ものなので胸を高鳴らせています。朗読劇が好きな方々も、私きっかけで観に来てくださる方々も、楽しんでいただけるように一生懸命努めるので、ぜひ来ていただけたら嬉しいです。

 

▲『放課後に星はみえるか』

 

取材・文:梁木みのり(BEST T!MES)

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梁木みのり

はりき みのり

ジェイ・キャスト所属ライター

ライター

Z世代。ジャニヲタ歴12年。K-POPオタク歴まだ2年。ジェイ・キャスト所属ライター。早稲田大学卒。

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