KAT-TUN 春に散る。亀梨は事務所退所も、上田&中丸は残留、それぞれの道へ
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STARTO ENTERTAINMENTは12日、アイドルグループ「KAT-TUN」が3月末に解散することを発表した。メンバーの亀梨和也(38)は解散と同時にSTARTO社を退所するが、上田竜也(41) と中丸雄一(41)は個人として同社と契約を継続する。
同グループは2001年に亀梨、上田、中丸のほか赤西仁(40)、田口淳之介(39)、田中聖(39)の6人で結成。初舞台は同年4月、NHK音楽番組「ポップジャム」で、堂本光一(46)のバックダンサーを務めた。グループ名はそれぞれの名字の頭文字に、ファンを意味するハイフンを加えて「KAT-TUN」となった。
2006年のCDデビュー曲「Real Face」はミリオンセラーを達成。その後も東京ドーム8日連続公演など数々の伝説をつくり上げたが、亀梨とともにグループの顔だった赤西が2010年に脱退した。
13年には田中、16年には田口とともに薬物で逮捕された二人が離脱し、田口の脱退後に1年8カ月の活動休止があったが亀梨、上田、中丸の3人でグループを9年間守ってきた。
一方で最後のシングル発売は22年10月だった。ライブも23年5月を最後に行っておらず、現在のグループの仕事は深夜番組1本だけ。デビュー20周年を前にして決断した。
3人はファンクラブサイトで連名のコメントを発表。「紆余(うよ)曲折のあったグループでしたが、ここまで活動を続けてこられたのは、まぎれもなく皆さまのおかげです。ファンの皆さまには寂しい思いをさせてしまい申し訳なく思っていますが、最後までKAT-TUNとして誇りを持って活動していきたい」とつづった。
グループとして3月末の解散までに活動するかどうかは未定だが、STARTO社は「メンバーの希望により、近い将来ファンの皆さまとお会いできる場所をつくるべく、現在調整をしております」としている。
文:BEST T!MES編集部