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伊藤詩織さん、東京新聞・望月衣塑子記者を名誉毀損で提訴!社会的評価が「地に落ちた」

▲伊藤詩織

 

 ジャーナリストの伊藤詩織さん(35)が、東京新聞・望月衣塑子(いそこ)記者(50)の書いた記事が事実と異なるとして名誉毀損で同記者に330万円の損害賠償を求め東京地裁に提訴していたことが14日までに分かった。

 伊藤さんの代理人弁護士が明かした。

 伊藤さんが自らの性被害を記録、調査した映画「ブラック・ボックス・ダイアリーズ」につき望月記者は1月14日、同紙のサイトに記事を執筆。

 記事は「女性記者たちが性被害などを語った非公開の集会の映像が、発言者の許諾がないまま使われていたことが分かった」と指摘したが…。

 伊藤さん側は訴状で、この参加者から映像使用の許諾を得ていたことを明らかにしている。

 さらに、伊藤さん自らが性被害者なのにかかわらず、他の性被害者の許可を得ずに映像を使用する“利己的な人物”であるかのように記事で受け止められ、社会的評価が「地に落ちた」と指摘している。

 なお東京新聞は2月7日付けで、記事の見出しや本文を訂正。

 伊藤さんが映像使用の許諾を得ていたことを認め、「誤解を招く表現だったことをお詫びします」と謝罪している。

文:BEST T!MES編集部

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