【異例】「週刊ダイヤモンド」フジ関連アンケート結果に誤り。最新号発売取りやめ!
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週刊経済雑誌「週刊ダイヤモンド」は15日、2月17日発売予定だった最新号の発売を取りやめた。
フジテレビのスポンサー企業を対象とした広告出稿方針に関するアンケート結果を掲載する予定だったが、発売直前になり企業名と回答内容が一致していなかったことが判明。
すでに全国の書店への搬入作業を進めていたが、書店では販売しない方針。
なお、定期購読者には誤植を含んだ状態の雑誌がすでに郵送されており、ダイヤモンド社は17日に販売中止の告知と正しい内容をホームページに掲載する予定という。
出版業界において、書籍や月刊誌は事例がままあるが、週刊誌の販売取りやめは異例中の異例の事態といえる。「週刊」を掲げておきながら、その週に出ないというブランド毀損だ。書店への搬入作業もすすんでいる中で回収コストもかかる。誤りについて「企業名と回答内容が一致しない」以上のことは現時点ではわからないが、企業から巨額の訴訟が降ってくるような取り違えだったのかもしれない。いずれにせよ、経済誌として“経済合理性”から、今回の決断に至ったはずだ。
文:BEST T!MES編集部