子育てで大切なのは“ママの勘” 小児歯科医師一筋30年の著者がママたちの「スマホ依存度の高さ」に警鐘!

小児歯科一筋30年以上。 数万人の子どもたちを見つめ続けてきた著者・鈴木祥与(さちよ)さんによる、「悩み多きママの不安を払拭する子育てアドバイス満載」の一冊が話題になっている。
『ハッピーがつづく「五感で感じる」子育て』(游藝舎)の著者・鈴木さんは北海道大学歯学部を卒業後、鶴見大学歯学部小児歯科学教室に入局。 その後、障がい児の診療にも従事し、2018年9月には川崎市中原区に「さちこども歯科」をオープンし今日に至っている。
赤ちゃんや子どもの専門歯科医師として日々、たくさんの子どもたちの診察をするかたわら、子育てに奮闘するママたちの少しでも力になりたいとの思いから、親子のための育みサロン「Ann Sachi」を開設。悩み多き子育てママたちの寄りどころとなっている。
30年以上の小児歯科医師としての経験から鈴木さんは「 子育ての心配事や悩みがあると、ついついスマホで調べたくなってしまうママの気持ち、よ〜くわかります。 でも、まずはスマホを脇に置いて、子どもをじっくり観察してみてください」と“スマホへの依存度の高さ”に警鐘を鳴らす。
その上で、「いつもよりも機嫌が悪くない? いつもと違う匂いはしていない? 汗ばんだりお熱が出たりしていない? 子育ての心配事や悩みの解決の糸口、そのほとんどは子どもをじっくり観察していれば見つけられるものです。答えにたどり着くために大事なのはママ自身に、もともと備わっている“五感”なのです。よく見て、触って、匂いを嗅いで・・・。話にじっくり耳を傾けて、味わえるものは舌も使って、ママの五感すべてで子どもを感じながら子育てをしていると、“子育ての感度”が良くなっていくのです」とアドバイスしている。
文:BEST T!MES編集部