「作品にするしかない」今村翔吾氏が“巨大蛇行剣”からインスパイア。「謎の四世紀」の秘密は暴かれるか!?

直木賞作家・今村翔吾さん(40)が22日、「巨大蛇行剣と謎の4世紀」を題材に小説を書く構想をぶち上げた。
東京・渋谷で開催された「TBSドキュメンタリー映画祭2025」〜『巨大蛇行剣(だこうけん)と謎の4世紀』の舞台あいさつに登壇。
以前から親交のあり、同映画のメガホンをとった同局報道局・山﨑直史(なおふみ)監督の応援に駆けつけたもので、 2022年に奈良県の富雄丸山古墳(とみおまるやまこふん)から見つかった「巨大蛇行剣」について、2人は熱いトークを繰り広げた。
日本の歴史には「謎の四世紀」と呼ばれる、まったく記述のない時代がある。 卑弥呼が呪術で統治した3世紀と、倭の五王が武力で統治した5世紀の中間にあたるが…。
そこに登場した全長2m37㎝の蛇のようにクネクネと曲がった「巨大蛇行剣」。
誰が一体、何のために作ったのか!? ハッキリしたことは分からないが、「凄い発見です!エラいものが出てきたな、というのが正直な感想です。確実に国宝になります!日本統一、渡来人との戦い、宗教、八百よろずの神…エキサイティングです。作品にするしかないでしょう!」と今村さんは目を輝かせた。

というのも、今村さんは作家デビューする前、滋賀県守山市で埋蔵文化財調査員として働いていただけに、気合いを入れていた。
文:BEST T!MES編集部