「院政」に終止符!日枝久氏、ついにフジテレビ取締役退任。中居騒動で批判高まり「信頼回復への決断」

フジと親会社フジ・メディア・ホールディングス(HD)の日枝久取締役相談役(87)が27日、フジとフジHDの取締役を退任することが発表された。元タレント中居正広さん(52)による元同局アナウンサー渡邊渚さん(27)とのトラブルに端を発したフジテレビの問題。
日枝氏はフジで「院政」を敷いているとされ、信頼回復に向けて日枝氏を含む経営陣の刷新を求める声が社内外で高まっていた。
フジは昨年12月に中居さんを巡るトラブルが週刊誌で報じられて以来、対応が後手に回り、1月17日に開いた記者会見で不十分な説明を繰り返すなどして、強い批判や大量のCM出稿停止を招いていた。1月27日に「やり直し」の会見を開き、港浩一前社長と嘉納修治前会長が辞任しても、スポンサー離れは続き、厳しい経営状況が続いている。
文:BEST T!MES編集部