ヤンキース「魚雷バット」でホームラン量産！ロバーツ監督「クレイジー」と驚愕 開幕15本塁打の新記録
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は3月31日（日本時間4月1日）、本拠地でのブレーブス戦の試合前にメディア対応。ヤンキースの一部選手が使用し話題となっている新型バット「魚雷（トルピード）」に言及した。ヤンキースは開幕3戦で計15本塁打と、06年タイガースに並び歴代最多の記録でブルワーズに3連勝を飾った。チザムやボルピら一部の選手がヘッド部分が細くボウリングのピンに似た新型バット「魚雷（トルピード）」を使用。このバットは球団の分析部門が研究して開発し、大リーグ機構も野球規則に違反していないことを確認している。
ロバーツ監督はこの新型バットについて「クレイジーだと思う。まだ詳しく調べていません。まだ始まったばかりで、話題になっている人もいるが、うちの選手でそのバットを勝ち取る人はいないと思う。だから、それが何なのかよくわからない。写真を見ただけたが、メリットはわからない」と自軍選手で使用する人はいないのではとした。
さらに「野球は伝統を重視しているので、ある意味では驚くべきことだと思う。でも、競争上の優位性を見つけ、製品を最大限に活用することは悪いことではない。だから、今日ではより良いパフォーマンスを発揮できるチャンスがあるなら、それを受け入れるオープンマインドな選手が増えている」とルール内の道具の進化であれば、使用する選手が増えることにも理解を示していた。
文：BEST T!MES編集部
