ビジュアル系ロックバンドPIERROTのTAKEO「大動脈解離」を乗り越え、5月・Kアリーナ横浜公演に臨む!

5人組ビジュアル系ロックバンドPIERROT(ピエロ)のドラマーTAKEO(タケオ)が大動脈解離(かいり)を乗り越え、5月17・18日に行われるKアリーナ横浜公演に臨むことが8日、分かった。
TAKEOは2024年10月に行われたDIR EN GREYとの「ANDROGYNOS(アンドロジナス)」ライブの直前に、大動脈解離のため救急車で運ばれ緊急手術。 幸い、手術も無事に終え「医師からもライブ出演に関して問題はない」というお墨付きをもらい、ライブを完走した。
大動脈解離とは、「外膜」「中膜」「内膜」3つの層からなる大動脈の内膜が縦方向に剥がれるように裂ける病気。
血管が破裂する一歩手前の段階で、緊急で治療が必要となる。 治療によって生存できる可能性はあるものの、予後は大きく異なると言われている。
そして今年2月、有明アリーナで開催された2DAYSワンマンライブもTAKEOの体調次第では中止の可能性もあるため、万一に備えてサポートドラマーを用意したが、体調に異変はなく実施することができた。
メンバー全員の意見を聞いてから自分の意見を言い、大事な場面で存在感を示す。 通称『タカー』ことTAKEOは、PIERROTの“お父さん的存在”と言われている。 Kアリーナ横浜では、お父さんがビシッとライブを引き締めてくれそうだ。

文:BEST T!MES編集部