“オンカジ利用”唯一公表されたオリックス山岡が書類送検。起訴を求めない「しかるべき処分」の意見

大阪府警は10日、オンラインカジノで賭博をしたとして、プロ野球オリックス・バファローズの山岡泰輔投手(29)を「単純賭博の疑い」で書類送検した。
同投手は2023年2月下旬、春季キャンプ中に宮崎市内で、スマートフォンによってオンラインカジノのサイトに接続。
現金約2万7000円をポーカーゲームにかけた疑いがもたれている。
今年2月、球団職員が大阪府警に「オリックス・バファローズの選手がオンラインカジノをやっていた」「本人を連れて相談に行く」と連絡。
その後、警察が山岡投手から任意で事情を聞いていた。 なお警察は山岡投手が自ら申告したことなどから、起訴を求めない「しかるべき処分」の意見を付け、10日に書類送検した。
調べに対し山岡投手は容疑を認めた上で、「違法なことをしているとは全く思っていなかった」「サイトには日本語で『違法ではない』と載っていて、SNSに動画が上がっていたことから、合法なのだろうと思っていた」などとと話している。
球団は2月21日、山岡投手に活動自粛を命じたと発表したが、3月13日から練習を再開。
3月21日にチームに合流した際には「信頼を裏切ってしまったことを深く反省しています。ここからまた、野球に対する気持ちを一から変えて全力でやっていきたい」と報道陣に語っていた。 オンラインカジノ賭博をめぐっては、日本野球機構が他にも7球団の14人からオンラインカジノの利用について申告があったことを明らかにしている。
文:BEST T!MES編集部