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元NHK牛田茉友アナはなぜ国民民主を選んだ?初の街頭演説で語ったワケ

▲「日曜討論」で紅一点だった牛田茉友アナ

 

 今夏の参院選東京選挙区(改選6、任期3年の1議席と合わせ今回は7議席)に、国民民主党から立候補する元NHKアナウンサー牛田茉友(うしだ・まゆ)氏(39)が26日、東京都渋谷区で行われた党の演説会で、候補予定者として初めて街頭演説に立った。

 古巣のNHKに近い!?  JR原宿駅近くで、ともに東京選挙区に擁立された会社員の奥村祥大氏(31)と演説カーの上に立ち、マイクを握った。

 牛田氏は「柄にもなく緊張しております。16年、アナウンサーとして社会のさまざまな課題に向き合ってきた。メディアの社会を動かす力をもちろん信じてやって来ましたが、ニュースで伝えるだけでは解決できない制度の壁や声なき声に触れてきました」と話し、イジメや幼児虐待の問題に関するニュース原稿を読んだ経験にも触れ「悲しく、くやしさがあふれそうだった」と語った。

 今回、なぜ国民民主党を選んだかにも触れ「『人づくりこそ、国づくり』を掲げ、孤独や孤立支援、ヤングケアラー支援など、今まであまり目が向けられてこなかった社会課題の議員立法を積極的に行っている。私もしっかり向き合い、声が届かない人の声を社会に届けたい」と、そのスローガンに共感したことを明かした。

 さらに「スーパーに行くとお米が高い。5キロ4000円を超えている。モヤシも高い」と生活者の視点も訴えていた。 東京選挙区では、すでに自民党現職の武見敬三前厚労相(73)、立憲民主党現職の塩村文夏氏(46)、立憲民主党現職の奥村政佳氏(47)、公明党新人の川村雄大氏(40)、共産党現職の吉良佳子氏(42)、社民党新人の西美友加氏(53)が立候補を表明。 石丸伸二・前広島県安芸高田市長が代表を務める地域政党「再生の道」も昨日25日、会社員の吉田綾氏(40)の擁立を発表。 れいわ新選組は候補者擁立を調整中で、自民党も2人目の候補を調整を急いでいるという情報も。

 真夏の“首都決戦”は、文字通り熱くなりそうだ。

文:BEST T!MES編集部

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