作家・哲学者の適菜収著最新刊
『安倍でもわかる政治思想入門』
政治の見方ががらりと変わる!
驚愕!欺瞞の塊・安倍政権に、作家適菜収が放つ「批判の毒矢」とは
そうだったのか!
政治の見方ががらりと変わる!
総理と一緒に学ぶ66の基礎知識
笑うに笑えない!
安倍政権の残酷すぎる真実
政治とはなにか?
それは国を治めるということです。
権力を動かすということです。
権力の動かし方を間違えると、大変なことになります。
戦争になったり、国が貧乏になったり、社会が混乱する。
だから政治家の責任は重大です。
私は必ずしも政治家に歴史や経済、文化に関わる高度な知識が必要だと
は思いません。
政治家には判断能力があればいい。
判断の基盤となるのは、常識です。それと人間を知ることです。
とくに議会主義を採用しているわが国においては、フェアな議論を行うことができる人間が求められます。
もっと言えば、普通の人間であればいい。
きちんと挨拶ができる、人の話をきちんと聞く、お行儀よく食事をする。
それと、小中学校の社会科の授業で習う程度の知識があれば十分です。
でも、この程度のハードルさえクリアできない人たちがいる。……
(まえがき抜粋)
現在、安倍政権を支持しているのは、利権がある連中か、単なる反左翼の思考停止した連中(保守系論壇誌に多い)か、新自由主義を保守と勘違いしているバカか、改革幻想に踊らされた花畑である。
戦後の幻想の平和に酔っている「戦後民主主義者」と<安倍支持者は同類。
幻想のリアルポリティクス(実態は売国・壊国)に酔っているだけで、平和ボケであることに変わりはない。
バカは敵を間違えて取り返しがつかないことになる。<今、保守および真っ当な日本人が戦わなければならないのは、民進党でも共産党でも朝日新聞でも日教組でもない。
国の根幹を破壊し続ける安倍政権である。
(本文より抜粋)
《本書の構成》
安倍でもわかる政治思想入門 目次
はじめに 政治家の条件
第一章 安倍晋三の見識
安倍でもわかる民主主義と議会主義のお話
イラク戦争
安全保障関連法①
核兵器の法律上の解釈
武力行使の判断
味覚
日本語
日本の食文化
日本の芸能文化
ナショナリズム
難民問題
待機児童問題
第二章 安倍晋三の政治力
安倍でもわかる参議院と一院制のお話
保守主義①
移民政策
三権分立
失言
世界経済
一院制
経済政策①
安全保障関連法②
安全保障関連法③
自衛隊
安全保障関連法④
安全保障関連法⑤
Column
結局、安倍政権は何をやったのか
第三章 安倍晋三の歴史観
安倍でもわかる保守主義のお話
ポツダム宣言
歴史認識①
保守主義②
歴史認識②
日米同盟
靖国神社参拝
第四章 安倍晋三の憲法理解
安倍でもわかる三権分立のお話
憲法
憲法学
憲法解釈①
憲法解釈②
表現の自由
日本国憲法
Column
ネット世論と自民党
第五章 安倍晋三の人間性
安倍でもわかる自由と平等のお話
大阪都構想
橋下徹①
橋下徹②
政権公約
野党共闘①
宮崎謙介の不倫
福島第一原発
原発事故の危険性
指揮官の覚悟
国会のマナー
日教組
野党共闘②
二〇二〇年東京オリンピック
熊本地震
第六章 安倍晋三の経済政策
安倍でもわかる改革のお話
デフレ対策
構造改革①
経済政策②
理想の国家像
構造改革②
TPP①
TPP②
TPP③
資本主義
Column
安倍政権は民進党よりはマシなのか
おわりに 大衆社会の徒花
著者略歴
適菜 収(てきな・おさむ)
1975年山梨県生まれ。作家。哲学者。ニーチェの代表作『アンチ・クリスト』を現代語訳にした『キリスト教は邪教です!』、『ゲーテの警告 日本を滅ぼす「B層」の正体』、『ニーチェの警鐘 日本を蝕む「B層」の害毒』、『ミシマの警告 保守を偽装するB層の害毒』(以上、講談社+α新書)、『日本をダメにしたB層の研究』(講談社+α文庫)、『日本を救うC層の研究』、呉智英との共著『愚民文明の暴走』(以上、講談社)、『死ぬ前に後悔しない読書術』(KKベストセラーズ)、『なぜ世界は不幸になったのか』(角川春樹事務所)など著書多数。