夢見る「第二のユニフォーム」は母校。山本昌「ピッチングコーチになって甲子園に行きたい」
セカンドキャリアにおける、山本昌の夢とは? まさかのピッチングコーチ、そのチームは?
Q.山本昌さん、将来の夢を教えてください
近い将来であれば、やはり今の仕事の能力をもっと高めていきたいですね。解説など、みなさんの前でお話しさせていただく仕事がメインですから「もっと、しっかりと伝えていきたい」という思いは強いです。
私としては、本当にプロなどのこだわりがないんです。一番現実的な目標を立てるのであれば、母校である日大藤沢高校で指導することですかね。奇しくも、現在、母校の監督をしているのは私の弟、山本秀明です。日大藤沢は2007年のセンバツ以来、甲子園から遠ざかっていますから、何とか全国で戦えるようにお手伝いできたらいいですよね。
可能ならば、弟が監督で私がピッチングコーチをしてみたいです。正直な話、高校野球の指導者だけに専念するのは難しいかもしれないので、臨時コーチでも立場はなんでもいいんです。時間があるときに母校に行って投手陣を指導する。そういった生活をしてみるのもいいですよね。
日大藤沢じゃなくてもいいんです。今まで縁がなかった高校、大学でも、お話をいただけるのなら、できる限りのお手伝いはさせていただきたい。それが、私をここまで成長させてくれた野球への恩返しだと思っています。