3か所チェックでねじれない体に
50代からの健康アップ水泳術
こんにちは。
水泳インストラクターの内村です。
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
プールの方も暖房が効き、
プールサイドはポカポカですよ~(^^)
さて、日頃プールで泳いでいて、
「気が付くと、ロープにぶつかって腕を擦りむいた!」
とか、
「逆に真ん中に寄って行ってしまい、
反対側から泳いでくる人とニアミスした!」
なんてことはありませんか?
基本的には、周りを見ながら泳いでいただければ大丈夫なのですが、
「曲がる方向がいつも一緒なんです!」
という方は、日頃の姿勢に原因があるかもしれないですね。
そこで今回は、自分の立ち姿勢をチェックすることからお話をしたいと思います。
最も簡単な方法は、3か所チェック法です。
3か所とは、耳、肩、手です。
これを鏡などみてチェックしてみてください!
左右の高さはどうかな?
ねじれてないかな?
前に突き出た方はないかな?
などなど。
鏡に映った自分の姿勢を良く観察してみてください。
まずは現状を知ることからはじめます。
現状把握ができたら、
今度は実際に水中でドリルを行い、
なるべく左右差が出ないように改善していきましょう。
今回はその方法として
「コアカウンター」というドリルを紹介したいと思います。
僕のグループ教室では
必ずウォーミングアップの時にやっています!
最初はバランスがうまく取れなかった方でも
慣れてくると左右の差が改善されていくのを実感いただいております!
どうぞ、皆さんも泳ぐ前の準備運動などでやってみてください!
それでは詳しく解説します。
あなたの水中姿勢改善ドリル
「コアカウンター」
①大の字で浮かびます。
足先、指先をしっかり伸ばします。
目線は真下を向きます。
②対角線上にある、右肘と左膝を曲げて、体の中央でくっつけます。
この時、動かさない左肘と右膝は一直線上になるようにします。
多くの場合、曲げる側に意識が強調されて
伸ばすべき腕や足が曲がったり傾いたりします。
ここを完全に意識して、一直線上にキープすることを意識します。
左腕と右足が一直線上になっていますね!
③再び、最初の大の字に戻ります。
左右差が大きい方やバランスが悪い方は、
この姿勢に戻るときに
回転したり、横にスライドしたりして
最初の場所からずれることがあります。
まったく同じところに戻ることが理想です。
④今度は、反対側も同様に行います。
体の中で、「曲げなさい!」と「伸ばしなさい!」という
真逆の命令が同時に行われている状態です。
自分の中で、やりにくい組み合わせがあると思うので
出来るだけ左右差をなくしていくように体を操作してみてください!
水泳は、ビデオでも見ない限り
自分の泳ぎがどうなっているのかわからないですね。
でも、このような姿勢改善ドリルを意識しながら行うことで
水中での身のこなし方が上手になってきます。
また嬉しいことに、
腹直筋、腹斜筋に刺激が入るので
ウェストがくびれてきます(^^)・
また、このねじりを伴った腹部刺激は、
消化不良、便秘解消にも効果が期待できます。
いろいろと、良いこと尽くめ♪
どうぞ、姿勢を整えるドリルとして
「コアカウンター」オススメです!
それでは、次回もお楽しみに(^^)。