【31日(土)18時結果発表!】スニーカー・オブ・ジ・イヤー
歴代王者&ランキングを振り返る【2002-2009】
伝説の企画が今年7年ぶりに復活! これまでの歴代結果をプレイバック!
第5回/2006年
【ストリートジャック2007年2月号で発表】
1位 ナイキ・ダンクLowプロSB "ティファニー”【2連覇】
2位 ナイキ・エアフォースⅠ Mid "白ヘビ”
3位 エイプ・エナメルベイプスタ "キャット”
4位 エアジョーダン4 レトロ "MARS”
5位 ナイキ・ダンクLowプロSB ”パスヘッド”
ティファニーダンク連覇、そしてついにナイキの牙城崩れる
トップ5にランクインしたモデルいずれもトピック性のある、バラエティに富んだランキングに。まず、前年に続き「ティファニーダンク」が企画開始以来初の連覇という快挙を達成。当時すでに「このまま3連覇もありうるのでは…!」とさえ思わせる勢いで、キングに君臨。続く2位には、第1回で王者に輝いた「黒ヘビ」AFⅠと同時期に発売された「白ヘビ」の再発モデルがランクイン。そして5年目にしてついに、トップ5にナイキ以外のブランドが! あのエイプがオリジナル展開する「ベイプスタ」が3位に初登場し、さらに4位にジョーダン(ジョーダンブランド扱い)、7位にもベイプスタ、9位にコンバース×ナンバーナインと、ナイキ独壇場だったランキングにも大きな地殻変動が起きていた。しかしそれはスニーカーそのものの存在価値を揺るがす予兆でもあったーー。
第6回/2007年
【ストリートジャック2008年2月号で発表】
1位 エアジョーダン1 レトロ オールドラブ ニューラブ "つま黒”
2位 スパイズイック 黒×赤×緑
3位 スパイズイック 白×青
4位 エイプ・ベイプスタ "カニエ・ウエスト”
5位 ナイキ・エアフォースⅠ Low ”ティアゼロ”
ついに時代、動く。ダンクからジョーダンへ政権交代!
民主党より先に政権交代が起こったランキングでは、シリーズのスピンオフ的企画であった「スパイズイック」を含め、上位3モデルをジョーダン系が占めるという、ランキング開始史上最も大きな「変動」が起こった。スケーターからバッシュへ、という流れも背景にあったが、実は最大の影響は「街でスニーカーを履く」層が明らかに変わり始めていたこと。この頃からスニーカーはスタイルのひとつというよりも、ひとつのギア的に愛でられる傾向が強くなり、ジョーダンのシルエットやフォルム、バックグラウンドはピタリとハマったと言えよう。と同時に、1位に輝いた通称"つま黒”は、長く復刻が望まれていたレジェンドモデル。純粋な新作というよりは、過去の名作のインスパイア作が増えてきており、新時代の到来は「リバイバルブーム」の側面も覗かせていた。