ビジネスに必須! 相手を思いやる「確認」フレーズ
まるでネイティブのように会話ができる、ビジネス英語フレーズ集【2/3】
30年以上、日本で英語を教えてきたデイビッド・セインさんが教えてくれる、英語が即効上達する方法。たったの1語を変えるだけで、ネイティブのように会話ができるようになるのです。今回は、ビジネスマンにとって重要な「確認」がテーマ。知ってるとトクするフレーズ集です。
ビジネスマンなら相手を思いやる確認表現を
食べ物やファッションと同様、英単語も“ちょい足し”することによって「味=ニュアンス」が加わり、こなれた英会話表現へとランクアップする。デイビッド・セインさんは次のように話す。
「たとえば、“Could you lend me your dictionary?”(辞書を貸してもらえる?)という表現に“possibly”をつけ、“Could you possibly lend me your dictionary?”にすると、同じ頼むにしても丁寧さが伝わり、相手は嫌な顔をしないでしょう。
また、“I’m not ready.”(まだだよ)よりも“I’m not quite ready.”のほうが(もうちょっとかかりそうです)とソフトに聞こえ、さらには(しばらくお待ちください)の含みも伝わる、スマートな表現と言えるでしょう」
前回は、相手にお願いごとをする際に使える、スマートな“ちょい足し”英語フレーズを紹介してきた。今回はビジネスシーンでも使える、相手への「確認」表現。相手にプレッシャーを与えず、事実や進捗状況を確認したい時に使える3フレーズを見ていこう。
「確認」に役立つフレーズ例①
<いつもの英会話>
“Sorry, but what’s your phone number? ”
ごめん、電話番号何だっけ?
1度聞いたことがあるけれども、再度確認をしたい時、相手に失礼のないように聞き直したいもの。果たして、“Sorry”と前置きをするだけで充分なのだろうか? より丁寧さが増すちょい足しの仕方をデイビッド氏が教えてくれました。