旧秩序から新秩序へ:「敗戦」というチャンス
角栄とその時代 その1:敗戦
新憲法の申し子
—-新憲法の申し子ってなんなんですか?
平野氏「角栄は、戦後憲法のあり方を最も理解し、憲法を「最大限」に活用した男だったんです。国家の原理を示す「基本法」としての憲法を、生活の中の「実体法」のように使いこなす。さらに新しい法律を『議員立法』をバンバン作ったのです」
—-議員立法?
平野氏「角さんは33本も自分で作ったんですよ。これは、いまだに破られていない記録なんです」
●角さんの教訓1●
角さんは、混乱期の生きるべき時代ルールを見(けん)し、それを最大限利用したのである!
角さんは、混乱期の生きるべき時代ルールを見(けん)し、それを最大限利用したのである!
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