写真を拡大

松村　今回、カップリングと公演曲に関してファン投票をしたんですよ。カップリング部門でだーすー（須田亜香里）との、『ここで一発』が４位に選ばれて。今まで色んな歌を歌ってきましたけど、ここまで自分の内面とかやってきたことを歌詞にしてもらえるのは珍しいなぁって。いい曲なんですよね。それに、前向きな内容になっているから、お仕事や学校で辛い時があって、頑張れないなぁと思った時に『ここで一発』を聴くと元気になれると思うんです。ただ、だーすーと私が歌っているということで、歌詞が中々耳に入ってこないかもしれませんが（笑）。歌詞カードをシッカリと見ながら聴いてほしいですね。ホントいいこと歌ってるんですよ。それ以外にも『夕立の前』と、私が関わった楽曲が、結構ランクインしていて、意外とこの4年半の私、シッカリと仕事してるなぁと思って（笑）。嬉しいですね。

――では新曲の中で、オススメする楽曲を選ぶとすればなんでしょう？

松村　それはやっぱ『夏よ、急げ！』ですよ。これがアルバムの顔と言ってもいいですし、それこそSKE48らしい曲が届きましたからね。これを聴くと、あぁ～SKE48だなぁと思いますよ。あと、超個人的な上に、新曲じゃないんですけど、初収録、新録ということで1曲選ぶなら『マツムラブ！』を（笑）。『マツムラブ！』は公演曲部門の人気投票で３位に選ばれて、ファンの方に意外と愛されてるんだぁと。これはインディーズで1000枚限定で出した曲で、今まで音源化されてなかったんです。ありがたいことにＣＤ自体はすぐ売り切れになって。その分、手に入らなかった方もいて、中古ＣＤ屋さんとか、ブックオフのプレミアがついたヤツを買った！と言う方までいて（苦笑）。ここで、ちゃんと公式音源として収録されるのは初めてですから。

――『夏よ、急げ！』の話題が出ましたが、ワンカット、ワンテイクで突き進むという異色のMVでしたね。

松村　もう、大変でしたよぉ！朝からずっとリハで、昼から本番、しかも夕刻前に撮り終えるという制限付きの現場でしから。しかも結構な数を撮ったんですよ。リハ含めたら20回は撮影してるかも、キツかった～（苦笑）。私としては監督から「布を揺らす役」と言われてそっちの役に回ったんです。布隊が布を揺らしている間、別動隊のメンバーは結構キツめのフォーメーションダンスをしているんです。そのダンスを回避できたのが個人的にはラッキーでした（笑）。もう、観てるだけで絶対に私にはムリ！という内容で。やりたくない！とすら思ってたから、回避できてホッとしました。もしかしたらその安心しきった気持ちが私の表情に表れているかもしれませんので、MVを観る時に私の表情ユルユルだったら、あぁ～踊らなくて良かった！と思っているな、とわかるはず（笑）。

――おいおい（笑）。これから、このアルバムを手に取ろうと思っているファンの方に向けて、一言メッセージを。

松村　そうですねぇ……聞けば聞くほどいい曲揃い！ただ、すごい量の曲が入ってるから、聴きこむだけで一ヵ月はかかりますね（笑）。それぐらいにSKE48“らしさ”がふんだんに詰まっている作品です。『革命の丘』を聴いたら、絶対にSKE48のライブに行きたくなると思いますよ。ライブで披露している曲が多いですし、コンサートで映える曲がたくさん入ってますので。これを聴いたら、きっともっとSKE48のことが好きになると思います。歴史も魅力も盛りだくさんなので！