脱水も危ないけど“水分過剰”にも要注意! 正しい水分補給の方法とは?
2時間ごとコップ1杯の水でカラダがよみがえる
適切な水分量を知り、定期的に摂取する
体内の水分は活動とともに常に消費されており、ストックしておくことができない。それゆえ水分の補給はこまめに、少しずつが鉄則となる。イラストにあるような“水分過剰”も急激な摂取に起因するケースが多く、一定のペースで摂っていれば総量の上限にさほど神経質になる必要はないという。
「日本人は1日に平均1.2ℓの水分を摂るといわれますが、無自覚の脱水による不調を抱える人が非常に多いことを考えると、足りているとはいえません。体重60㎏の成人なら、1日に、2.4〜3ℓの水を飲むべきです」。
上の数式が、馬渕さんが自身の臨床データから導いた1日に必要な水分量だ。この量を、1日のサイクルの中で、効果的に摂ることが望ましい。
「1回に飲む量はコップ1杯、200㎖が目安です。食事は空腹を感じたらが基本ですが、水分補給は逆。喉が乾く前に飲みましょう。水といってもその種類は豊富で、飲み方もいろいろ。自分に合ったスタイルを見つけて楽しく飲む。これが健康の秘訣です」。
たかが水と侮るなかれ。水は、最高の飲み物なのだ
<正しい水の飲み方3カ条>
(1) 水分は2時間ごとにコップ1杯とる
(2) 体の水分は多くても少なくてもダメ
(3) 一気に飲まず、少しずつ飲む
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