「感染症のプロ」はいるが「経済のプロ」はいない【中野剛志:日本経済の中心で専門家不在の危険を憂う】
◼️経済学者が、未だに財政健全化を主張し続けるお粗末な理由
過去30年間、日本は、政府債務を減らそうとして、歳出抑制や増税を繰り返してきました。しかし、その結果、経済が停滞して税収が減少し、政府債務がかえって増える。それでまた、政府債務を減らそうとして経済の停滞を招き・・・という悪循環に陥ってきたというわけです。
それにもかかわらず、小林慶一郎氏に限らず、ほとんどの経済学者が、未だに財政健全化を主張し続けています。
それは、どうしてなのでしょうか。
実は、信じられないかもしれませんが、根本の問題は、主流派の経済学者が「貨幣とは何か」を正しく理解していないというところにあります。だから、彼らは、処方箋を間違えるのです。詳しくは、『目からウロコが落ちる 奇跡の経済教室【基礎知識編】』で分かりやすく解説していますので、ご覧ください。
貨幣を正しく理解していない経済学者というものは、ウイルスを正しく理解していない感染症の専門家と同じくらい危険です。
尾身先生は「感染症のプロ」と「経済のプロ」の両方が必要だとおっしゃりましたが、「経済のプロ」とされる主流派経済学者が、実は「貨幣」を正しく理解していないと知ったら、腰を抜かすでしょうね。
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