川崎フロンターレ・大島僚太から見たハリルホジッチ「選手が将棋の『歩』になった感じ」
大島僚太さん4月毎日更新 Q19.大島選手にとってハリルホジッチ監督はどんな方ですか?
昨年、初めてA代表に招集された川崎フロンターレの大島僚太選手。大島選手の目に、ハリルホジッチ監督はどのように映ったのだろうか?
――大島選手にとってハリルホジッチ監督はどんな方ですか?
「外国人なんだな」と……。接したことがないタイプの人すぎて、どうしたらいいのかわからないというのが第一印象です(笑)。
――コミュニケーションはどのようにとるのですか?
「(コミュニケーション)をとる」というより、一方向から意見をぶつけられて、それを選手が遂行するイメージです。誰も逆らえない存在で、将棋でたとえると選手は「歩」になったような、そんな感じを受けました。
――初めてA代表に招集されたのは昨年の5月でしたが、代表の練習はやはり衝撃でしたか?
そうですね。普段フロンターレでは「ポゼッション」という、“ボールを持つ”ということをやっているんですけど、そのポゼッションを「マンマークでしてほしい」と言われて。もうボールがほとんど回らないんですよ。常にバチバチしている状態の練習だったので、衝撃的でした。
――たとえば海外でプレーしている本田さん、香川さん、長友さんは、逆にそれをある程度は消化できているように感じましたか?
きっと、上手く消化できている部分はあると思います。