30歳を迎えた「エアマックス」の誕生日をお祝いしてきた件。
【SNEAKER JACK REPORT】SNEAKER JACK DAILY編集部が最新のスニーカー関連イベントを直撃ルポ!
そのモデルの名は、エア マックス。今なお人気のトップを爆走しつづける名機の誕生日を
お祝いしようと、『SNEAKER JACK DAILY』編集部も“パーティ会場”に向かったがーー。
3日間だけのエア マックス博物館! スケールのデカさに圧倒。
エア マックスの生誕30周年。スニーカーシーン全体を考えてもかなりのビッグイベントなので、相応のスケールで開催されるのだろう…とは思っていたが。まさかあの“国立博物館”でやるとは! しかも表慶館を全館貸し切り。いや、さすがNIKEさん、やることが違います。
まずエントランスで出迎えてくれたのが、荘厳な吹き抜けから無数のバルーンを吊り下げたオブジェに、オリジナルムービーが上映されるオーロラビジョン。博物館というある「静」の空間に、ライトアップで「動」をもたらした演出が、ここが非日常空間であることを指し示しているようだ。
そして、そんな入り口を抜け、最初に目に飛び込んできたのは…。
“枯山水”や〜!
説明しよう! 枯山水とは、日本庭園の様式のひとつで、砂や小石を水面に見立て、その模様で水の流れを表現する技法。そこで表現されるのは、無常の世界か、はたまた宇宙空間かーーその解釈は様々である…(編集部調べ)!
という程度の知識は日本史の授業で習ってはいたが、まさかそれをスニーカーで表現してしまうとは。しかもよくよく見ると、一足一足のエア マックスを白く塗って、一面に敷き詰めているのだ! なんという、こだわり! なんという、スニーカー愛! 製作には無数のドミノを並べるが如く、相当な集中力が必要だっただろう。その姿を想像するだけで、頭が下がる想いだ。
NIKEさんは、エア マックスを芸術の域にまで高めようとしているのか…。そう感じながら歩を進めると、次々とアーティスティックな演出がーー。
そして各界の著名人とエアマックスの“コラボ”企画もーー!
うーむ、ここまでで既にお腹いっぱい! エア マックスを古今東西&温故知新、さまざまな角度で切り取った、まさにこれは、
エア マックス記念博物館!
ここまでの完成度、もはや常設展示にしてほしいぐらいだが、3日間限定というのが名残惜しい限り(※現在は終了しています)。NIKEさん、ぜひご検討を…!
と、しばしその歴史の重みを噛みしめる編集部だったが、もちろん今回の30周年は過去を振り返るだけではない。「これまで」の先、「これから」の30年を見据えた、さまざまなアプローチも用意されていたのだーー!
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