《かにカニエクスプレス》服よりアクセよりワタシゃ鉄道グッズがマジ欲しい【女子鉄ひとりたび】8番線
鉄道には夢がある。いや夢しかない。この赤い糸が、あなたにつながりますように。～裕子～
■橋梁の上で【鉄道】愛をさけぶ！
列車は日本有数の鉄道絶景スポット、余部橋梁（あまるべきょうりょう）のある餘部（あまるべ）駅へ。ここは橋上から見る風景もさることながら、橋の存在そのものが絶景を形作っている。
以前は、真っ赤な鉄骨の造形美が美しいトレッスル橋がそびえ立っていたが、２０１０年に現在のコンクリート橋梁に架け替えられ、展望台やエレベーターも完備された観光スポットとなった。
橋の展望台からは日本海や山並み、そして眼下に広がる集落も一望することができ、鉄道写真の撮影地としても有名なポイントだ。
ここは絶対に素通りしたくない駅。列車のドアが開くと、降りるよりも先に潮の香りが私を迎えに来てくれた。
お土産店では、旧余部橋梁の橋脚の一部をカットしたものが販売されていた。
「こ、これは何としても欲しい！」。
手のひらサイズなのに、鋼製でずっしりと重い。
でも、このあとの持ち運びの苦労より、物欲の方が遥かに上回った。鉄道グッズや部品のコレクションで自宅はすでに倉庫化しているが、迷わず購入することにした。
やったぁ！ 余部橋梁が手に入った！
小さな鉄道グッズ店もあった。ここは驚いたことに、無人店舗だった。野菜や卵の無人販売は地方でよく見かけるけれど、鉄道グッズの無人店とは初めてだ。
ここには橋梁にまつわる絵柄のスタンプが30種類以上設置されており、コアな鉄道ファンにもおすすめ。ポストカードやキーホルダーが並び、小銭がたくさん入った缶が無造作に置いてあった。
無人店に立ち寄ると、いつもソワソワしてしまう。何も悪いことをするつもりはないのに、不思議である。
（9番線へ続く）
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■「女子鉄ひとりたび」出版記念イベント・レポート【その⑤】
「女子鉄ひとりたび」本の装丁を手がけたデザイナーさんという意外な「サプライズ・ゲスト」が登場したり、
クイズ大会でプレミアムな景品が飛び出したりするなど、会は最高潮に盛り上がり、ついにメーンイベント！
本を3冊購入した人だけの特典、裕子のビンタを受ける羨ましい人は誰？
開催：大阪 2020年1月13日 旭屋書店なんばCITY店 特設イベントスペース
■水間鉄道に「女子鉄ひとりたび」ヘッドマーク電車が走った！
掲出日程：2020年1月11日～1月20日（10日間）
掲出車両：1003（青ライン／貝塚駅側）
走行日：1月15、16、18、19、20日
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