【インタビュー連載】20代をどう生きたか?
経済アナリスト・森永卓郎さん 【1/2】
人生の先輩である今を輝く著名人の方達が20代をどう過ごすべきかヒントをくれる!
──森永さんもある種、すべり止めで東大に入るくらい頭がよかったわけですよね。
「私は要領がよかっただけ。勉強のやり方が人と違って…東大のように4択問題の場合、問題を作る人は正解から不正解を発想するんですね。馬が正解なら、まず似たようなひっかけでロバ。次は真逆のもの。十二支で馬の反対になるネズミとか。あとは馬から連想して馬鹿…で、シカとか。この4択を見て、まず似たようなもの2つ(馬とロバ)に注目する。そこから逆算して答えを当ててた。過去のありとあらゆる問題をやりながら訓練していくと、ある時パッと見ただけでわかるようになりました」
──就職した後も女性にアタックを?
「連戦連敗だった学生時代を含めると合計100人にフラれ。102人目が今の奥さん。何にせよ落ち込まない性格なんですよ」
経済アナリスト 森永卓郎(57歳)
1957年7月12日生まれ。東京都出身。経済アナリスト。獨協大学経済学部教授。東京大学経済学部経済学科卒業後、日本専売公社(現:日本たばこ産業)、日本経済研究センター、経済企画庁総合計画局などを経て、’91年から三和総合研究所(現:三菱UFJリサーチ&コンサルティング)の主席研究員を務めた。ミニカーや空き缶、雑貨のコレクターとしても有名。http://members2.jcom.home.ne.jp/morinaga/
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