プロが教える「ポッコリおなか」を隠す着こなし術
今日から使える夏の「着やせ」テクニック 第1回
今回のテーマは「おなかがスッキリ見える着こなし」。錯視効果を使って、どのくらいやせて見せることができるのでしょうか……!?
■定番アイテムの白Tシャツは、ポッコリおなかを強調してしまう!?
ポッチャリしてきたおなかを隠したいという人は少なくないでしょう。どうにか目立たないようにしたいと思う一方、太ってしまった人は現在の体型を認めたくない傾向があり、多少キツくても昔の服や以前のサイズをそのまま選びがちです。
しかも、これからの季節はTシャツが大活躍。その中でも“白地のTシャツ”は爽やかさを印象づけることができる定番アイテムですが、実は、ポッチャリしたおなかを主張してしまうことにもなりかねません。なぜなら、“着やせ”という観点から見ると白いTシャツは2つの危険性をはらんでいるからです。1つは、太って見える“膨張色“であること。もう1つは、影が目立って“体の起伏がわかりやすい明るい色”であることです。
つまり、街で目にすることが珍しくない“ピチピチな白T”は、ポッコリ出てきたおなかを強調してしまう最悪な着こなし。まずは太ってきた自分を素直に認めて、弱点をカバーする着こなしへと改善しましょう!
■着こなしその1:シャツを重ねて細長く見せる!
ポッコリおなかを目立なくする方法はいくつかありますが、 “錯視”の1つである「バイカラー効果」の応用がオススメです。簡潔に言えば、おなかの一部を隠し、おなかを分割することによって細長く見せるという着こなしです。
今回は、編集部員の私物から半袖のシャツをセレクト。Tシャツの上に重ねておなかの外側を隠し、縦長に分断しただけですが、スッキリした印象になっていませんか? このコーディネイトは重ね着することになるので、夏場はできる限り通気性の良いアイテムを選ぶのが賢明。また、シャツは少し大きめのサイズを選んだ方が重ねやすくなります。
■着こなしその2:“収縮色”のTシャツをセレクト!
出てきたおなかを目立たなくする簡単な方法としては、白と真逆の効果を持つ色のTシャツを選ぶのもオススメです。 つまり、“膨張色”ではなく“収縮色”、“明るい色”ではなく“暗い色”。簡潔に言えば、寒色系のダークなTシャツを選べば良いのです。そこで今回は、ダークネイビーのTシャツをセレクトしています。
キャラクターものやプリント入りよりも落ち着いて映る無地をチョイス。ピッタリとフィットするサイズは体の凹凸を目立たせてしまうので、少し大きめのサイズ感を選んで起伏を隠すというのも大切なポイントです。今シーズンはビッグシエルエットのTシャツが人気なので、オーバーサイズ気味の理想的なTシャツを見つけるチャンスとも言えます!!