日本国民を殺す「本当の敵」と
向き合うべき時が来た
田母神俊雄の判決後初の最新刊『日本の敵』が6月23日より発売
本来政治は現場のためにある。弱い者のためにある。
でも、今は違う。
安心で盤石な日本社会はぶち壊されてしまった。そのぶち壊す者たちを田母神は「日本の敵」と定義し、残りの人生を賭けて戦うことを宣言した。
6月23日より、田母神俊雄の最新刊『日本の敵』が全国の書店で発売される。
本年5月22日、著者である田母神俊雄は、東京地裁で2014年の都知事選挙における「公職選挙法違反」に対する判決が下された。判決内容は、懲役1年10カ月・執行猶予5年の「有罪」判決だ。
同年、6月2日、田母神は上記判決を不服として、東京高裁に控訴した。田母神の闘争は今まさに始まったばかりだ。
田母神は去る2016年4月14日の逮捕から169日間、小菅ヒルズ(東京拘置所)に勾留され、獄中で自分と向き合い、また、自分の生きる日本という国土、そこで暮らす日本人とは何かについて考えに考えた。それは航空自衛隊時代から田母神に与えられた使命であった。
田母神はそこで一つの論考を描き続けた。日本が自主独立ができない、それを阻む勢力について。グローバルな「改革」の名のもとに古き良き日本社会を壊す者たちについて。なぜ、日本は自主独立を自らの手で勝ち得ないのか。なぜ、日本人を安心から不安へ追い込む者たちがこんなにも多いのか。
田母神は、怒りをもって筆をふるった。この怒りと闘争の書こそ、田母神の最新刊『日本の敵』なのである。
敵は「あなたの味方だ」と甘い言葉で囁いて近寄ってくる
田母神は自らの選挙と裁判を通じて身をもって学んだことを赤裸々に描くと同時に日本の敵なる存在の姿を「二つ」に類型化する。
日本の国益を害す中国・北朝鮮・韓国そしてアメリカなどを「外なる敵」とする一方、その外なる敵を支え、補完する「内なる敵」こそが厄介な存在として位置づける。それは「保守」を語りながら「アメリカ派保守」「中国派保守」として日本人の生命と財産を脅かしていくのだ。
そして彼らは「あなたの味方」ですと甘い言葉で囁きかけ、近寄ってくるのだ。そして私たちの社会を木っ端みじんにぶっ壊していく。田母神は、その惨状を憂い、「日本派保守」のために立ち上がった。
そうだ、本当の敵は、奴らなんだ
北朝鮮のミサイルが落ちると「脅して」得する奴は誰だ
愛国心を「金儲け」の道具にする奴は誰だ
中国が尖閣の海に侵入しても「平和」だと笑う奴は誰だ
改革の名のもとに国民を「貧困化」させ「格差」を生んだ奴は誰だ
憲法9条で「戦争」に巻き込まれないと平気でウソつく奴は誰だ
歴史を改ざんして日本を不当に貶める奴は誰だ
田母神の舌ぽうは、しかし、冷静にわかりやすく進んでいく。そして日本人の生命力を奪う者達を「真の敵」として立ち向かうのである。田母神は語る。
「私は残りの人生、日本の敵と戦うことをここに宣言する」と。
同書は「日本人として生きたいと願う日本人のための」警世の書である。
【目次】
第1章 偽装保守
第2章 敗戦利得者
第3章 グローバリスムと改革バカ
第4章 韓国と中国と北朝鮮
第5章 憲法9条
第6章 マスメディア
第7章 我、獄中より生還せり
補 遺 田母神判決の真実