サラダでやせられると思ったら大間違い。太るコンビニ食・やせるコンビニ食
糖質制限ダイエットを徹底解剖③
✕:サラダ、ヨーグルト、カフェラテ
さらにはヘルシーだと持っているコンビニのある食品にも、思わぬ落とし穴があるのだという。
「コンビニでは野菜不足だからといって、コンビニのサラダを買う人がいますよね。僕から言わせると、それも太る原因を作っているんです。野菜はヘルシーなのは確かですが、問題はそれに味をつけるドレッシングです。ドレッシングにはオイルが使われています。植物油でも油は油、1gあたり9kcalというのは変わりないんです。それをたっぷりかけて食べてしまうと、太る原因を積極的にとっているようなものです。特にシーザーサラダのドレッシングなどは糖質も含んでいますから、とても高カロリーでヘルシーだとは言えません。サラダを食べるのであれば、何もかけずに食べたほうがいいですね。それから生野菜中心に食べたら痩せるというのも勘違いです。カサ増して胃を満たしているだけで栄養不足になります」
確かにサラダについては、ちょっとした勘違いしている人が多い。野菜の味で食べているのではなく、ドレッシングの味で舌をごまかして食べているのだ。もし、10gのドレッシングをかければ、それだけで最低90kcal。少ないように感じるが、ほかにも色々な調味料が混ざっている。積み重なれば、着実に太る道を歩むことになる。
「ヨーグルトや清涼飲料水も要注意ですね。ヨーグルトは腸内環境を整えるとか言われますが、成分表示をよく見てください、“炭水化物”と書かれているはずです。これが実は砂糖なんですが1カップに10〜12g含まれています。コーヒー用のスティックシュガーが、1本3g程度ですから3〜4本分も糖を取り入れることになるんです。サンドイッチなどと一緒に買ってしまいがちな、カフェラテや炭酸飲料なども同じで、かなり大量の砂糖が含まれています。できる限り、お茶類を飲むようにしたいですね」
炭水化物、すなわち糖質は体に必要不可欠な栄養素。しかしとり過ぎや組み合わせによっては太り、痩せられない原因となってしまう。摂取量をうまくコントロールして、夏までに贅肉ない体を目指そうではないか。
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