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平泳ぎの手のかき方 <手と足を組み合わせる>

平泳ぎの手と足の組み合わせ方を解説します。

こんにちは!
関東地方も梅雨に入りましたね。

ちょっと蒸し暑い時期に入りますが、
プールに入ってしまえば、同じですから!
僕は、休日は色々楽しんでます。
先日も釣りに行き、こんな魚達と戯れてきました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

相変わらず、水まわりということで(笑)
(ちなみに、ムラソイという魚です!)

さて、前回は「平泳ぎの手のかき方」について解説しましたが、
今回はその続きです。
いよいよ、手と足を組み合わせてみます。

それでは、解説します。

1
スタートは蹴伸び姿勢。

平泳ぎの泳ぎはじめは、必ず蹴伸び姿勢からと覚えてください。
出来れば、壁を蹴って少し加速した状態から始めるとGOODです。

 

 

 

 

 

 

 

 

手のひらは下に向けます。
目線は、真下です。
足もしっかりそろえておきます!

2
手をかきはじめます。
肩幅よりやや広めに両手を広げます。
同時に、顔をあげて息を吸います。

 

 

 

 

 

 

 

この時にとにかく重要なのが、「足は真っ直ぐのまま」ということです。
初心者さんや、自己流で平泳ぎを泳いでいる方のほとんどが
ここで膝を曲げて足を引き付けはじめてしまいます。
これをやると手足が同時に動く「カエル泳ぎ」になってしまいます。

必ず、手を動かしているときは、足は真っ直ぐのままと
覚えてください!

3
手が前に伸ばした直後に足を引き付けます。

 

 

 

 

 

 

 

 

この写真の姿勢をよ~~~~く、覚えておいてください。
足が曲がる時、手は伸びています。
↑何度も言いますが、超重要!!!

これが、正しい平泳ぎの手足のタイミングです!
お尻の真後ろに、かかとがあることもポイントになります。

4
上半身を真っ直ぐキープしたままキックをします。

 

 

 

 

 

 

 

この時、必要以上に手を水面に向ける、もしくはその逆で
プールの底に向けることが無いように、
しっかり進行方向に指先を向けておきます。

2 3 4 と次の 5 の写真で、僕の手のひらが、
壁のタイルの、上から2枚目付近で
まったくブレていない点に注目してみてください!

5
完全にキックを終えたら、再び蹴伸び姿勢に。

このキックを蹴り終えた直後が、もっとも推移力を得ている場面になりますので、
しっかりこの姿勢をキープします。
よくわからない方は、ここで、「イチ!二!」と2拍つぶやくと良いでしょう。
同時に息を吐くのもお忘れなく。

 

 

 

 

 

 

再び 1 から 5 を繰り返します。

いかがでしたでしょうか?
とにかく、平泳ぎの手と足を組み合わせた時はタイミングが重要です。

手と足を同時に曲げ伸ばしすると、それは「カエル泳ぎ」。
手と足を別々に動かすと、それが正しい「平泳ぎ」。
このように区別して覚えてみてください!

え?
カエル泳ぎと、平泳ぎって違うの?

そんな声が聞こえてきそうです!

わかる人にはわかっちゃいます!!
どうぞ皆さん、今回の関節を参考に、
平泳ぎのリフォーム頑張ってみてください!

それでは、次回もお楽しみに♪

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内村 とん

うちむら とん

現役競技スイマー兼トレーナー


現役競技スイマー兼トレーナー。

高校の水泳部時代、女の子にモテたい一心で、文化祭で男子シンクロを公演。

この実話が、後に映画『ウォーターボーイズ』となって、本人もビックリ。

現在は、泳げない人を最短で25mスイマーに導く専門家として、

日々、プールを訪れる老若男女に泳ぐ幸せをもたらしている。

今も現役で競技に挑み、スタート台に立つマスターズスイマー。

内村亮名義にて著書『超速でマスターするシンプルバタフライ』

『コアスイム・クロール編』(共にランナーズ社)がある。

公式ホームページ http://www.oyoginonayami.com/


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