お金の管理ができる子になる、おこづかい帳のつけさせ方
あきのズボラ家計簿 番外編②
◆ちょっぴり工夫したおこづかい帳の効果
上記の方法でおこづかい帳をつけていくと、目に見えて「お金を管理する意識」が現れるようになります。
それは、浪費になりがちな「趣味費・交際費」が膨らんでしまうと、本来買いたいと思っている「衣服費」にお金がかけられないという現象が起こり始めるからです。特にオシャレに気を使い始める女子には効果があります。
ここで今流行りのスクイーズを大量買いしてしまったら、オシャレな服を買うためのおこづかいは残らない・・。それなら、スクイーズは1つ2つで我慢して、その分洋服に使えるお金を残そう・・などというお金の管理の基本脳が育ち始めるのです。
(※スクイーズとは、小中学生の間で流行している「ぷにゅ」とした触感とリアルな見た目がかわいいマスコットやキーホルダーのこと。スイーツ、ドーナツ、パンの形をしているものが多く見受けられます。)
オシャレに興味のない男子でしたら、衣服費の代わりに、その他自分の大切な趣味費を準備してもよいでしょう。
ポイントは、決まった金額の中で、「浪費」と「自分の大切なことに使うお金」を常に天秤にかけさせるようにすることです。
この2つが天秤にかけられるのであれば、衣服費だけに限らず、どのような費目を作ってもかまいません。
そして、買い物をしたら常にレシートをもらうクセをつけさせ、おこづかい帳をつけていない、残高が合わない場合は、次の月のおこづかいは渡さないというルールにします。