子どもの“英語耳”を育てるには? クラシック音楽のススメ
グローバル時代に通用する「究極の育て方」①
クラシック音楽はお母さんにもプラスが
クラシックを選んだのにはもう一つ理由があります。クラシック音楽に馴れていると、西洋文化にも造詣が深くなり、教養の幅も広がると考えたからです。
また子育てに必死な「母親1年生」だった自分をリラックスさせる効果もありました。
長男が生まれた頃は、誰も知り合いのいない町にいて結構孤独。子どもが泣くと自分も泣きたくなる、そんな毎日でした。長男は全然寝ない子で、おっぱいを飲んだ後1時間たってもゲップができず、よくいつまでも泣いていました。自分自身が疲れて抱っこしていることが辛くなり、寝かせた途端にワーッと母乳を吐いてしまい、お腹が空いてまた泣く。その繰り返し。「お願いだから寝させてほしい」と、私の方が参ってしまうことも多々ありました。そんなときクラシックは私を癒し、穏やかな気持ちにしてくれました。
※長男は持ち前の英語力をいかし、高校2年生時に世界ディベート大会に出場、世界と論戦。高校3年生時に模擬国連世界大会で日本人初の優秀賞を受賞。イェールの合格につながった。次男も英語を得意科目とし、センター試験は198点。
(『究極の育て方』より構成)
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