英語だけじゃない! 高校までに海外留学をすべきこれだけの理由 |BEST TiMES(ベストタイムズ)

BEST TiMES(ベストタイムズ) | KKベストセラーズ

英語だけじゃない! 高校までに海外留学をすべきこれだけの理由

グローバル時代に通用する「究極の育て方」③

留学で友人が3倍になる

 次男は「兄貴も行っていたし」とごく自然に留学をしたのですが、長男は同級生の友達と離れ離れになるのがイヤで、最初は「留学はしない」と頑なに拒んでいました。

 でも高円宮杯全国中学生英語弁論大会で3位に入賞し、高円宮妃の前で行った上位三人の御前スピーチを聞いたジャッジの先生に請われてビジネスマン向けのセミナーでゲストとしてスピーチを披露。聞いてくださった大人たちに、「絶対留学した方がいい」と勧められます。

 そして更に、小さい頃通っていた英会話の先生に「行って戻ってきたら友達が2倍に増えるよ。今の学年と、戻ってきた学年の友達と。自分がそうだったから」と、背中を押してもらったのです。

「友達は2倍じゃなくて、3倍になった」。長男が帰国したときの言葉です。アメリカの高校での友達も加わったからだそうです。世界に友達をつくるという面だけを見ても、留学する意味はあるのです。

さらに同書では、「留学で圧倒的に社交的になった」「留学させてくれたことに対しては、感謝してもしきれません」といった子どもたちのリアルボイスも収録されている。

『究極の育て方』より構成)

KEYWORDS:

オススメ記事

小成 富貴子

こなり ふきこ

上智大学卒業。在学時スペインに1年間留学。クリニック経営やスペイン文化発信など複数の仕事を掛け持つ「働く母」。長男をイェール+東大という日米の最難関大学、次男を難関国立大学医学部に送り込む。他長男は、高校2年生時に世界ディベート大会に出場、高校3年生時に参加した模擬国連世界大会で日本人初の優秀賞を受賞するなど国際大会でも活躍。その2人の息子を育てた独特の教育法は「AERA」「バイキング」でも紹介され話題に。「どこに出しても恥ずかしくない子どもを育てる」「わが子を真の国際人に」という信念のもと、教育の専門家ではない著者がオリジナルな視点で考え、子育てに実践してきた。


この著者の記事一覧

RELATED BOOKS -関連書籍-