✕「知らない」◯「教えて」 親の正しい「声掛け」
グローバル時代に通用する「究極の育て方」⑥
「知らない」で終わらず「教えて」に
子どもに「~って知ってる?」と聞かれたとき、知らない場合は「あら、わからないわ。教えて」と答えます。そうすると、「仕方ないなぁ」などと言いながら、一生懸命授業の内容を説明してくれます。
このような会話の中で、子どもはその日に学んだ知識を確認することができます。
説明することが復習になりますし、上手く説明できない部分があれば、そこは自分でもまだよくわかっていない部分である、ということに気づくわけです。
この習慣は、今でも続いています。医学部生になった次男は医師である主人に、習ったばかりの最新の医学知識を披露しています。主人も「なるほど」などと言いながら興味深げに話を聞いています。ただ、時々訂正をしたりしているので、もしかするとすでに知っている話もあるのかもしれません。
(『究極の育て方』より構成)
- 1
- 2