「宿題は終業式から3日で終わらせる」佐藤ママ流、夏休みの過ごし方
佐藤ママ流、夏休みの過ごし方②
夏休みの楽しく過ごさせ、9月1日を楽しく迎えさせるのは、お母さんの「演出」次第
そうやって終わった宿題はどんどん紙袋に放り込んでおきます。外側にはそれぞれの子どもたちの名前を書いて。通知表も判子をバババッと4人分押して入れておく。あとは9月1日に紙袋をそのまま持っていくだけでした。こうやって早めに宿題を済ませておくので、休み明けは楽しく学校に向かうことができます。
さらにわが家では、毎年休みが終わる前に文房具を新しく買ってあげるというルーティンも。筆箱、シャープペンや消しゴムも一新します。そうすると、子供たちは9月1日を心待ちにするんです。小学校1、2年生ぐらいのときは前の夜筆箱を抱いて寝ていたくらいです。
子どもの夏休みをいい思い出にし、新学期を楽しく迎えるためにはこういった「演出」が必要なんです。宿題にも親が積極的に関わってお膳立てしないといけません。
一番良くないのは、(それまで口出ししてこなかったのに)8月30、31日になって「まだ宿題やってないって、何やってんの!」と怒り出してしまうこと。結局9月1日になっても半分くらい宿題が残ってて「先生すみません…」と子どもに罪悪感の塊を植え付けてしまう。これは親の罪です。子どもに「全部自分でやりなさい」というのは意味がありません。親が手伝ってあげるのが鉄則です。