《人生観》に出会うワーク【久瑠あさ美メンタルトレーニング】第8回#1講評
久瑠あさ美の「コロナ禍以後をいかに生きるか」Vol.8
■ワークへの態度に【人生観】が表れる
久瑠:やりたくもないこの300個のワークをやりきれたのは……..。
鈴木:いやいや、「やりたくもない」なんて、そこまで言ってないですよ(笑)
久瑠:(笑)多分、編集長ひとりだったらやってないですよ。
鈴木:あーーー!(それは本当にそうなんです!)
久瑠:「久瑠先生のワークがどれほど大事か」という講義を受けて、たとえ会社から「やれ」と指令されたとしても、鈴木さんはきっとやってないんです。
でも、甲斐荘さんと私と、4日後にこのトレーニングの機会がある。だから「自分のために」というよりは「あの人達に対して、失礼をしちゃいけない」という気持ちでやりきった。
鈴木:そう、そうなんです(笑)
久瑠:「役に立ちたい。そして喜んでもらいたい」「あの人達の手助けになれば」という鈴木さんの想いが、だんだん上がってって、最終的に見事にやってのけたんです。
鈴木:ふふふふふ(笑)(やるときはやりますでしょう?)
久瑠:潜在能力で書いたんだから、誰かに騙されて書いたわけじゃない。「自分で書いた」んです。だからこそ、日常思ってもいないようなことがシートに出てきている。
(ワークシートを見ながら)鈴木さんのシートはまるで詩人のようです。本当に、戦後を生き抜いた詩人のように、時代をちょっと飛び越えたような感じもありますね。
鈴木:やっぱりね、自分自身に勘違いをしているというか、思い込もうとしてるところありますよね。「自分はこういった人間であるんじゃないか」とか「こうあらねばならない」というより、「こうあってほしいから、こう自分は書いた」が近いのだと思います。
久瑠:【現在】のところはそれが特に濃くなっている?
鈴木:ああ、もう仰る通りです。【現在】のところはまさにそうで、現在の自分が一番見えてないんですよ。自分を騙して書いてるんですよね……。
○これは【人生観】と出会い直すワーク ○ワークへの取り組み方に人生観が顕れる ○潜在的に書き、気づかない自分に出会える ○最後に残ったものが自分のリアリズム