城プラモ制作での「造園」の仕方
外川淳の「城の搦め手」第27回
前回の城プラモ製作の流れに続いて、今回は地面を彩る「造園」の方法をご紹介しよう。
模型の箱には、黄緑に着色されたパウダーが付属しているが、それだけでは、さまざまな色彩を表現できない。私の場合は、ジオラマ作成のために購入済みのパウダーを利用。パウダーを適当に地面の部分へまき、その上から水で薄めた木工用ボンドをスポイトで垂らす。不均等になった部分については、パウダーを追加し、あとは乾くのを待てば、完成という流れとなる。
中学2年生の甥が「手タレ」として登場。さまざまな色のパウダーは、模型店やホームセンターなどで入手可能。
実は、木工用ボンドを利用するのは数年ぶりだったため、劣化していたにもかかわらず、新しいボンドを買う手間を省いたせいか、いまだに、パウダーが定着していない。まあ、触らなければ、見た目的に問題はなく、とにかく完成ということにした。プラモ作りのコツは、ある程度の妥協ともいえる。
背景の空として青く塗ったボードをセットし、一眼レフで撮影。
去年購入した一眼は、モニターの角度が変えられるので、この手の撮影では、とても重宝する。上のセットで撮影すると、下のような写真となる。