アメリカの名門「シカゴ大学」と「臭い玉ねぎ」
世界の名門大学「シカゴ大学」【傾向編】
シカゴ大学のカリキュラムの特徴「コア」
より学術的なところも見てみましょう。シカゴ大学のカリキュラムには「コア」というプログラムがあり、全ての入学生は、最初の1~2年間、この「コア」のカリキュラムに沿って幅広い分野の知識(一般教養)を身につけていきます。他の大学の「一般教養」の授業と大きく異なるのは、シカゴ大学のコアの授業は interdisciplinary (学際的) であり、即ち複数の分野をまた股にかけたようなものが軸になっているという点です。
例えば、他の大学では、ミクロ経済の授業であれば、ミクロ経済だけを教えますが、コアで提供される授業では、「ミクロ経済とその政治、国際関係との関係」のように、一つの分野に限らず、分野をまたいで物事を学んでいく、という具合です。 学生はこの課程で、それぞれの関心のある分野を見つけ、専攻を選択することができるようになっています。
このコア・カリキュラムは、人文学、文明学研究、芸術、自然・数理科学、言語、社会学のクラスを、偏りなく「幅広く」履修することを必要条件としています。興味やバックグラウンドの違う学生同士が同じ講義を受けることができるようになっています。
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