主演だけど濡れ場あり…。ヌードになって変わったグラドルの生き様
第1回 地下アイドルが裸になる理由
「脱ぎ」は足かせとなるのか
「グラビアやCMオーディションを受けても脱いでるのねって思われて書類が通らなかったりするんですよ。だから今は脱がないで済むなら脱がない方が良かったなぁ~と。脱がないで仕事があって、脱がないでも注目を浴びれることができるんだったらそれに超したことはないですから。自分のタレントの価値を考えるのなら、脱がなかった方が価値を高められた可能性が高いと思います。でもあの時は女優としての道もあったし、私がグラビアと楽器演奏で芸能活動していくなんて想像してなかったですもん。だから今同じ状況に戻っても、また同じことをすると思います。だから、後悔はしてません。」
その後も「後悔はしていない」と自分に言い聞かせるようにつぶやく彼女。しばしの沈黙が流れた後、私は彼女に今の夢を聞いてみた。
「グラビアと楽器演奏者、2足のわらじで頑張る。先駆者がいないからどんな風に活躍できるのかわからないけど、両方頑張りたい。そして、芝居はもうしない。心を鬼にして、オファーがあっても断る。そう決めてから、本当に心が軽くなって幸せになったんです。映画主演をしたおかげで、お芝居が自分にとって不必要なものだって知ることができました。この経験がなかったら今の私はいないと思います。今は、ありきたりだけど、自分にしかできないことをやっていければいいなって思ってます」
彼女はそう笑顔で今後の展望を語った。
脱ぎありの映画に出演したことは現在の彼女にとって足かせになる場面は多々あるようだが、それも自分が決めたことだからと前向きに生きている。彼女に熱狂的なファンが多い理由がわかった気がした。