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もう『ひよっこ』じゃない? 有村架純「大人の恋愛観」

絶賛公開中の映画『関ヶ原』公開記念スペシャルインタビューの完全版を配信!

現在高視聴率をマークしている、NHK朝の連続テレビ小説『ひよっこ』で、
主人公・みね子役を熱演し、先日は涙のクランクアップを迎えた女優・有村架純。
純朴な田舎少女からギャル、悪女まで、最近ますます多彩な役柄の顔を見せている彼女が
今考えていること、そしてこれからのことを真摯に語った独占インタビュー!

写真を拡大 現在、24歳。女優としての活躍めざましい彼女が語る、素顔の恋愛観とは?

岡田准一と築いた「絶妙な距離感」

 本誌初登場時には学生の年齢だった彼女も24歳に。

有村 仕事への気持ちも責任感もすごく変わりました。今は現場の一員になってスタッフさんたちと話し合い、時間を掛けて作品を作ることに本当にやりがいを感じています。

 そんな彼女の最新出演作が時代劇映画『関ヶ原』。

有村 原田眞人監督の作品に出演できるのが嬉しい反面、初の時代劇で焦りと不安もありました当時と今では使う言葉も違い、言葉の意味も違うので台本を読むのにすごく時間がかかりました。関ヶ原の合戦の知識も、いただいた資料を読みながら、自分で関連作品の映像も見て勉強しました。

 今回、映画の中で演じるのは石田三成に仕える忍び・初芽。その初芽と主君の三成の間には恋心も生まれる。三成を演じた岡田准一とはいい距離感を保って演技をできたそうで…。

有村 私は初芽として現場にいたいと思っていたので、陰からそっと岡田さんを見守っている感じでした(笑)。初芽は伊賀者で、強くたくましい女性。各地を点々として生きてきたことで、人に情を持ってはいけないとも感じています。そこが寂しくて切ないし、「いつ死んでもいい」と思っていたはずです。それが三成さんに心を惹かれ、初めて「死にたくない」と思ったのだと感じました。

 彼女が初芽役として演技に臨む様子は、自身のInstagramでいち早く公開されていた。彼女がアカウントを開設したのは昨年8月のことだ。

KEYWORDS:

映画『関ヶ原』
絶賛公開中!

戦国史上最大の合戦・関ヶ原の戦いを日本映画史上初めて真正面から描く。石田三成を「正義を信じ、愛を貫く純粋すぎる武将」として中心に据え、徳川家康を「野望に燃え、天下取りを目論む武将」として対極に配置。関ヶ原の新たな真実を描く。監督・脚本:原田眞人、出演:岡田准一、有村架純、平岳大、東出昌大/役所広司ほか。配給:東宝=アスミック・エース

有村架純
1993年2月13日生まれ、兵庫県出身。2010年にデビュー。映画、ドラマ、舞台、CMなどで幅広く活躍し、昨年は映画『僕だけがいない街』『アイアムアヒーロー』などに出演。現在主演するNHK連続テレビ小説『ひよっこ』が放送中で、秋には出演映画『ナラタージュ』(10月7日公開)が控える。

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