この夏、5人中4人が〇〇を選んだ。(革靴の話)
【2017Summer Trend Journal #2】人気だったブランド&コーデを披露!!
第2回目は【革靴】。「夏だし、そもそもいないんじゃない?」という編集部の予想に反して、圧倒的なシェア率を持って、あのブランドが街を席巻していた!
Data_01 2017 Summer Brand Ranking
5人中4人が“マーチン”を選んだ
No.1 Dr.Martens/ドクターマーチン
「鬼のように暑いこの季節、革靴なんているわけないだろ…」と思っていた編集部の予想を大きく裏切り、スニーカーと人気を2分する形で人気を博した革靴。しかもその内訳には目を見張るものがあった。
示し合わせたかのように、マーチン、マーチン、マーチン…。その比率、革靴内で80%越え。あまりのことに綾鷹のようなタイトルになってしまった。〈パラブーツ〉のジェネリックブランドとして名高い〈クレマン〉という選択をする人も多かったのだが、革靴といえばの一足目には〈ドクターマーチン〉を選ぶ傾向がいまだ強いようだ。
同ブランドの中での内訳に関してはさらにこの下で説明していこう。
No.2 REGAL/リーガル
No.3 HARUTA/ハルタ
No.4 KLEMAN/クレマン
No.5 RED WING/レッド・ウィング
Data_02 We ♡ Dr.Martens!!
みんなが最初に買うのは、基本中の基本
“プレーントゥ”
・3ホールシューズ
マーチン内のシェア率では、伝統的な「3ホール」がやはり、強い。
トレンドのワイドパンツに合わせるも良し、オーバーサイズトップスにスキニーを併せたところに持ってきても良しの、計算されたボリューム感は唯一無二。シックにもストリートにも振ることができる懐の広さも、愛される理由だ。
クセの強いイエローステッチも、もはや原宿のアイコンのひとつとして馴染んでいる。
数年ほど前は古着で買い求める傾向が強かったが、最近は新品で購入してキレイめでコーディネイトする人が増えたように思う。
・タッセルローファー
同じくイギリスの〈ローク〉、フランスの〈パラブーツ〉の「ランス」とともに肉厚系ローファーの人気を独占するのが〈マーチン〉。素足ですっと履けるような華奢なローファーとは異なり、ソックスを合わせてきちんと履きたくなる重厚感がそこにはある。
だが、やはり夏は暑い!
秋が深まるこれからの季節だからこそ、襟を正してスラックスなんかとシックに履きこなして見せたい。
・ウィングチップ
〈マーチン〉の中ではトゥに向かってきゅっと絞られたスマートなシルエットが異彩を放つウィングチップ。
イギリス靴でありながら、ウィングチップの羽がぐるっと一周するアメリカントラッドタイプのデザインというのも、面白い。
あえてラフな古着スタイルにこのウィングチップを合わせる、ギャップのある着こなしが多く見られた。
次回は、みんな大好き“スニーカー”のブランドランキングを公開!!