なぜ30歳から徹夜がキツくなるのか。カギは副交感神経にあった
自律神経研究の第一人者が教える本当の休み方①
男性は30代、女性は40代になると副交感神経の働きが低下するという。それをリカバリーするには腸内環境を整えること。『自律神経が整えば休まなくても絶好調』(ベスト新書)を上梓した、自律神経研究の第一人者の医師•小林弘幸氏が、「本当の休み方」についてアドバイスする。
副交感神経の低下によって、徹夜がキツくなる
男性は30代、女性は40代になると副交感神経の働きが低下しますから、副交感神経の働きを上げるよう常に意識することが重要です。私もガクッと「落ちた」と感じたのは30歳のときでした。次が35歳のときですね。ドンドーンと来ました。
20代の頃は、外科医だったので、一カ月に1度か2度家に帰るだけの生活でした。それでもどんなに徹夜しても、平気で働けていました。それが30歳になったころからキツくなってきたのです。
35歳になったときにもっとキツくなりました。何が変わったでもなく、食事が変わったでもなく、仕事量も変わっていませんでした。その理由が何かと考えると自律神経だったのです。
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