マッチョ社長が日本のダイエット業界に怒りまくっている理由
食事に関する知識は「学歴」よりも重要だ
「日本人がマッチョだと海外で超評価される。海外における日本人のイメージは華奢・気が弱い・頼りないなので体を鍛えておくだけで『こいつは一味違うな』と思わせる事ができる。そう、筋肉あればなんとかなる」などのツイートが多くの支持を集め、「マッチョ社長」として熱狂的なファンを抱えているTestosterone氏。そんな氏がこの度、筋トレではなく、「食べ方」について書いた『筋トレビジネスエリートがやっている最強の食べ方』が話題になっている。その中で「これがあなたの最後のダイエットとなる」と断言する食事法の極意に迫る!
日本はインチキダイエットが蔓延っている!
突然だが、私は日本のダイエット業界に対して猛烈な怒りを抱いている。彼らは、科学的根拠のないインチキダイエットや食事法を次々と打ち出すものの、その後のフォローは何もなし。そして、何事もなかったように毎年新しいダイエット法を広めている。私はそんな状況に辟易としているのだ。
実をいうと、この私も体重が110㎏もある肥満児だった。今では筋トレと正しい食生活によって肥満体型ではなくなったが、インチキなダイエット情報の被害者になったこともあるし、太っている人間にとってダイエットがいかに大切なものかも理解しているつもりだ。
だからこそ、間違ったダイエット情報をこの世からなくしたいと思っているし、1人でも多くの人に正しいダイエット情報を広めたいと思っている。そこで今回は、ダイエットを始める上で絶対に覚えておいてほしい知識をお伝えしたい。
ダイエットをするうえで絶対に忘れてはいけない大原則がある。それが“カロリー”という概念だ。
「摂取カロリー<消費カロリー」であれば痩せ、
「摂取カロリー>消費カロリー」であれば太り、
「摂取カロリー=消費カロリー」であれば体重は維持する
当たり前だと思われるかもしれないが、1日に摂取すべき総カロリー数について触れていないダイエットは意外と多い。事実、「○○なら、いくらでも食べてOK!」といった謳い文句を見たことがある人は少なくないはずだ。世にはびこるインチキダイエットに騙されないように、まずはこの知識を覚えておいてほしい。