投資家必読!仮想通貨最新動向。中国で規制、一方韓国がついに動き出した!
仮想通貨で知る、ブロックチェーン入門⑥
仮想通貨に対する各国動向は?
中国が規制を強める中、注目マーケットは、韓国か
2017年に入って仮想通貨(暗号通貨)およびブロックチェーンへの注目は、急激に増している印象です。
日本国内でもGMOおよびDMMのマイニング事業への参入、HISが旅行業界としては初となるビットコイン決済を導入など、大手企業が関連事業に相次いで参入表明をしました。
いよいよ、2018年に向けて、ブロックチェーン周辺も大きな市場へと成長していく予感を感じさせます。
仮想通貨を取り巻く環境は、世界中で目まぐるしく変化しており、仮想通貨の取引量を取ってみても、かつては中国での取引が最も盛んでしたが、いまでは日本がそれに取って代わっています。
今回は、中国の仮想通貨およびICOと呼ばれる資金調達手段に対する規制が強まる中、その他の国々はどのような動きがあるのかについて、触れたいと思います。
ロシアは、国を挙げてマイニング事業へ投資
ロシアは、昨年まではビットコインの売買を禁止し、違反した者には刑罰を課すなど、仮想通貨に対して厳しい規制を行っていました。
しかし、6月にプーチン大統領が、イーサリアムの発明者であるヴィタリック・ブテリン氏と会合するなど、一転して仮想通貨に対して積極的な姿勢を見せています。
政府がサポートを行いマイニング事業を行うRussian Mining Coinは、8月からICOによる100億円規模の資金調達も実施しており、本格的にマイニング事業に参入していく予定です。
中国での規制を受けて中国系マイナーが撤退を始めているとも報道されていることは、追い風となるかもしれません。
国内でも、マイニング事業にGMOやDMM、SBIが参入を発表しており、中国系以外のマイナーが今後どのように事業拡大していくか注目です。
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