ICO? プレセール?トークン? 知らないとソンする仮想通貨キーワード集
ICO、半減期、トークン…押さえてる? 仮想通貨投資入門③
まずはキーワードをきちんと理解してライバルたちと差をつけろ!
〈第一回:ビットコインでお金は殖える!? 読めばわかる「未来しかない」理由〉
〈第二回:仮想通貨には「日本人に合った」投資法がある〉
仮想通貨の情報を集めていくと、いろんな用語が出てきてよくわからないことがあると思います。今回は代表的な用語について解説を加えていきます。
アルトコイン・・・アルトコイン(Alternative Coin)とは、ビットコイン以外の仮想通貨のことを言います。ビットコイン「以外」ということからもいかにビットコインが特別であるかがわかる言葉ですね。
ICO・・・ICO(Initial Coin Offering)とは、株で言うIPO(Initial Public Offering)のようなもので、これからプロジェクトが公開されるときに資金を調達する手段のことです。現在「何を買っても上がる!」と言われているのは、このICOに参加しておけば、取引所で公開されるときに高値で取引されることが多いため、参加者が後を絶ちませんが、そこに目をつけてプロジェクト自体がないのに資金を集めている詐欺も多いため、注意してください。
プレセール・・・プレセールとはICOと同じとも言えますが、プロジェクトによってはICOを行う前に、テストネットなどに貢献してくれたりした人や、大口の契約者向けに行われる事前販売のことを言います。
マイニング・・・マイニング(採掘)とは、ビットコインのブロックを生成することを言い、そのブロックの生成を手伝った人に、報酬として現在は12.5BTCとそのブロック内にある取引の手数料がもらえる行為のことを言います。計算によって成り立っているので、膨大な電気代と計算能力の高いコンピューターが必要になります。
半減期・・・ビットコインは総発行量が2100万BTCと決められていますが、2017年10月現在約1660万BTCしか発行されていなく、マイニングによって少しずつ市場に増えています。現在は約10分に1度、12.5BTCが発行されていますが、21万ブロック毎(約4年に1度)に半減期というものがあり、そのたびに発行量が半分に減っていきます。次回の半減期は2020年と言われていて、その時には現在の12.5BTCから6.25BTCへ減ることになります。2100万BTCは今後約120年かけて市場にすべて放出することになっています。